「時間になったらやめる約束をしても、まったく守らない」「ゲーム機を取り上げると大泣きして、結局またすぐ手に取ってしまう」——子どものゲーム時間をどう制限すればいいのか、頭を抱えている保護者の方は本当に多いものです。ルールを作っても、叱っても、なかなか改善しない。そんな中で「辞めさせる」ことに効果的だったのは、力ずくで取り上げることではなく、ゲームとの付き合い方そのものを"遊ぶ"から"つくる"へと向け替えることでした。本記事では、なぜ時間制限がうまくいかないのか、そして実際に効果のあったアプローチを、家庭で試せる具体例とあわせてご紹介します。そもそも、なぜゲーム時間は制限できないのか子どもがゲームをやめられないのは、意志が弱いからではありません。実は、ゲームそのものの仕組みに理由があります。現代の多くのゲームは、プレイヤーを飽きさせないための心理的な工夫が緻密に組み込まれています。「あと少しでレベルが上がる」「ここでやめると一緒に遊ぶ仲間に迷惑がかかる」といった状況が次々に発生するため、途中で電源を切ることは大人が思う以上に困難です。つまり、大人が考える「キリの良いところ」と、子どもが感じる「ゲーム内のキリの良いタイミング」には大きなズレがあります。このズレを力ずくで断ち切ろうとするから、毎回ぶつかってしまうのです。「辞めさせる」のではなく「向け替える」のが効果的だった何時間も画面に向かう集中力。これを「困った習慣」とだけ捉えるのはもったいないことです。同じ時間でも、ただ与えられたものを消費するだけの時間と、自分で考えて何かをつくり出す時間とでは、中身がまるで違います。我が家で効果があったのは、「ゲームを減らしなさい」と言い続けることではなく、「じゃあ自分でゲームをつくってみたら?」と提案したことでした。つくる側に興味が向くと、子どもは「ただ遊ぶ時間」を自分から少し手放し、「考える時間」を楽しむようになっていきました。結果的に、無理に取り上げるよりもよほど自然に、ダラダラとした遊び時間が減っていったのです。小学生も安心!任天堂・Appleなど大手が手がけるプログラミングゲーム・ツール「ゲームをつくる」と聞くと専門的に感じたり、知らないアプリを子どもに与えるのは不安に思ったりするかもしれません。でも安心してください。今は、任天堂・Apple・Microsoftといった誰もが知る大手企業が「子どもの学び」として本気で手がけている入門ツールが揃っています。聞いたこともない怪しいサービスではなく、信頼できる大手が提供しているものだからこそ、安心して家庭に取り入れられます。代表的なものをいくつかご紹介します。ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング(任天堂/Nintendo Switch) 「ノードン」というキャラクターをつなげていくだけで、遊び感覚で本格的なゲームの仕組みを学べます。普段遊んでいるSwitchでそのまま始められるのが魅力です。Swift Playgrounds(Apple/iPad・Mac) パズルを解き進めながら、Appleが実際のアプリ開発に使う「Swift」というプログラミング言語に触れられる無料アプリです。Minecraft(マインクラフト)教育版・MakeCode(Microsoft) 大人気のマインクラフトの世界で、ブロックを組み合わせてキャラクターや地形を動かすプログラミングを体験できます。「好きなゲームの中で学べる」ので入りやすいのが特長です。Scratch(スクラッチ/MITメディアラボ) 視覚的なブロックを組み合わせて、誰でも無料でゲームやアニメをつくれる定番ツール。ブラウザだけで始められ、世界中の子どもが使っています。いずれも世界中の家庭や学校で使われている、実績ある大手のツールばかり。無料〜低コストで、安心して「遊ぶ側」から「つくる側」への第一歩を踏み出せます。まずはこうしたツールで、お子様が興味を示すか気軽に試してみるのがおすすめです。せっかくなら、プロに学びたいただ、こうしたツールには共通の弱点もあります。基本的に独学なので、「つくりたいものはあるのに、つくり方がわからない」「エラーで詰まって、結局投げ出してしまう」「基礎が身につかない」といった壁にぶつかりやすいのです。せっかく芽生えた「つくってみたい」という気持ちを、そこで止めてしまうのはもったいないことです。だからこそ、本気で伸ばすなら、プロから学べる環境が近道になります。実は、ゲームづくりは子どもの好奇心を一生モノのスキルに変える最高の学びです。大好きなゲームを題材にしているからこそ集中力が続き、「もっと面白くしたい」という気持ちが、そのまま考える力・つくる力のトレーニングになります。初心者でも安心、プログラミング的思考が自然と身につくプロが教える子ども向けの教室でも、いきなり難しい英数字の羅列を扱うわけではありません。視覚的なブロックを組み合わせて直感的に学べるツールを使うため、パソコンに初めて触れるお子様でも安心です。そして、つまずいたときにプロがそばで導いてくれるからこそ、子どもは「エラーの原因を探り、試行錯誤して解決する力」=プログラミング的思考(目的を達成するために物事を順序立てて論理的に考える力)を着実に身につけていきます。これは将来どんな職業に就いても役立つ、普遍的なスキルです。ゲームへの熱意を、有意義な未来につなげよう子どものゲーム好きを伸ばし、可能性へとつなげるために大切なのは、次の3つのポイントです。「辞めさせる」より「向け替える」 — 力ずくの制限より、興味の方向を変えるほうが効果的まずは大手の入門ツールで気軽に試す — 無料・低コストで「つくる側」への一歩を踏み出す本気で伸ばすならプロに学ぶ — 独学の壁を越え、好きを一生モノのスキルに育てる子どもが何かに夢中になるエネルギーは、使い方次第で大きな成長の原動力になります。ただ時間を減らすだけで終わらせず、その好奇心をプログラミングという「一生モノのスキル」に変えてみませんか。ゲームクリエイター探究講座では、パソコンに触ったことがないお子様でも基礎から楽しく学べるカリキュラムをご用意しています。まずはオンラインにて、特別講師の元任天堂35年勤務「スーパーマリオカート」開発者の木村眞人先生に直接質問できるお時間を設けております。皆様の無料説明会へのご参加を、心よりお待ちしております。【講座についてはこちら】